みなさんは紅茶派ですか?コーヒー派ですか?
Geminiによると、コーヒー派が7割とのこと。たしかに、街にもコーヒーショップはいっぱいあっても紅茶屋さんは少ないですよね。私は4歳頃から紅茶を飲み始め、紅茶に限らず緑茶や中国茶も大好きで、箱いっぱいの茶葉コレクションを持っています。
コーヒーを飲めるようになったのは就職してから、どうしてもシャキッと起きていないといけない時の目覚ましブースター的なものとして、ブラックをぐいぐいっと飲み込む程度のもの。あと、レストランのコース料理の最後の紅茶は基本的に美味しくないことが多い(たいていティーバックかハーブティー)ので、外ではコーヒーを選ぶくらい。
そんな私がマキネッタを買うに至ったきっかけは、友達からの内祝い。スタバのマグカップと豆のセットをもらい、コーヒーマシンの類は一切持っていない私は大慌て。いっそ両親にでもあげてしまおうかとも思ったものの、スパイス料理をよく作る私の台所にはカリタの電動コーヒーミルがあったことを思い出した。ホールスパイス(シナモンやカルダモンなど丸のままのスパイス)をパウダーにしたい時用にと10年ほど前に買ったコーヒーミルは、一度もコーヒー豆を挽いたことがなかったが、本来コーヒーミルなので使えるはず。
コーヒーは電動よりも手動ミルで挽く方が摩擦熱が抑えられて香りが失われないらしいけれども、スパイスを挽くにはサイズもパワーもちょうどいいので、スパイス料理やチャイをよく作る人にはとてもおすすめ。
そんなこんなでもらったコーヒー豆は無事挽くことができたまではよかった。しかしコーヒー初心者の私は、その後の工程まで考えていなかった。紅茶は茶漉しさえあればポットがなくても抽出できるが、コーヒーはドリップしなければならない。とりあえず初回は応急処置的に茶漉しにキッチンペーパーを敷いて抽出してみたが、もちろんあまり美味しくない。
これはいかんと思い、でもよく見るプラスチックのコーヒードリッパーは地味にかさばるしあまりオシャレでもないので買いたくない。あれこれと調べているうちに、フィルターが布でできているネルドリップに辿り着き、買ってみた。本当はネルドリップもコーヒードリッパーにセットして使うのだと思うけれど、持ち手がついているので、抽出している間に手で持っておけばどうにかこうにか美味しいコーヒーが淹れられた。
ただ、ネルドリップは使い終わったらきれいな水につけて冷蔵保存しなければならない。紅茶派の私はそこまで頻繁にコーヒーを淹れないので、2−3日おきに水を換えなければならず、とても面倒くさい。もらったコーヒー豆がなくなったらネルドリップは捨てて、おとなしく紅茶専門で生きていこうと思っていたのだが、ネルドリップでそこそこ美味しいコーヒーが淹れられるようになってくると、家で飲める飲み物の選択肢にコーヒーがあることは意外とQOLが上がるということが分かってきた。普段は私が淹れた紅茶や緑茶や中国茶を無言で飲む夫も、コーヒーを出したらまんざらでもなさそう。
それまではコーヒー=目覚ましドリンクと思って生きていいたので、家でもブラックで飲んでいたのだが、ある日家にあったオーツミルクを入れてみたら、これが大変美味しい。それ以来、我が家でコーヒーを淹れるときは必ずオーツミルクを入れるのが定番になった。

しばらくオーツミルクを入れたコーヒーを飲んでいるうちに、「スタバのオーツラテの方が美味しいのは、何が違うのだろう?」と思うようになった。そしてここで初めてカフェラテとカフェオレの違いを知る。どのカフェにも必ずあるカフェラテは、エスプレッソにミルクを加えたもの、カフェオレはコーヒーにミルクを入れたものである。そうか、私が家で飲んでいるのはカフェオレなのか、という気づきを得ると同時に、家でもカフェラテを淹れたいな、と思うようになる。
あれこれと調べていくうちに、エスプレッソを抽出するにはエスプレッソマシン(カフェにあるあのシューボコボコ!というマシン)が必要となるということが分かったが、金額的にも場所的にも紅茶派の私の家に置くのは憚られる。
さらに調べていると、マキネッタの存在に行き着いた。エスプレッソは機械で約9気圧のパワーで抽出するのに対し、マキネッタは直火で1~2気圧のパワーで抽出するもので、エスプレッソではなくモカと呼ばれる(ここで初めて、カフェモカのモカはこれなのか!と気づく)。コーヒー通からしたらエスプレッソとモカは全くの別物なのかもしれないが、コーヒー初心者の私からすれば、ビールと発泡酒ほどの違いもないのでは!?という感想。
実際、エスプレッソなしには生きていけない(であろう)イタリア人の家庭にはエスプレッソマシンはなくともマキネッタは必ずあるらしい。マキネッタとはイタリア語で「機械ちゃん」という意味で(ここで言う機械はエスプレッソマシンを指す)、これはつまりイタリアでもモカはエスプレッソに準ずるものとして認められているのでは?と想像する。
マキネッタは手のひらに乗るサイズだし、お手入れも水洗いだけ(イタリア人はマキネッタを洗剤で洗うと発狂するらしい)なので導入のハードルもとても低い。唯一気をつけなければならないのはサイズ選びで、マキネッタは容量MAXの粉を詰めて抽出するので大は小を兼ねない。4杯サイズを買ってしまったら毎回4杯抽出することになる。
マキネッタの圧倒的シェアを獲得しているのは、イタリアのビアレッティである。色やサイズの展開も豊富で、間違いのない感じ。
これにしよう!と思った矢先、私の検索履歴を元に出てきたであろう1つの広告が目に止まった。国内発のマキネッタブランド「コフィカ」。通常マキネッタでは抽出できないクレマ(細かい泡)が抽出できるのが最大の売りの様子。口コミに目を通してみると総じて高評価であるのと、取っ手がビアレッティと違って木製なのもいいなと思った(ビアレッティの口コミで直火で撮ってが溶けたと言うのも見たのでなおさら)

と言うわけで、ビアレッティを購入する直前に心変わりをしてコフィカを購入。

せっかくマキネッタを買ったのだからと、ミルも手動のものに新調。


マキネッタの抽出は至って簡単。まず底のパーツに水を入れる。だいたい80~90g。



直火にかけるのももちろんOKだが、IHの方が安定した火力で抽出できる。


カップに移して上からフォームミルクを注げば完璧なカフェラテ(正確にはカフェモカ)の完成!ミルクフォーマーはティーラテを作る時にも重宝するのでカリタのものを元々持っていました。100均でも買えるけれども、カリタのはスタイリッシュでスタンドも付属するのでおすすめ。

紅茶派のあなたも、ドリップコーヒーしか入れたことのないあなたも、今日から家でマキネッタ生活いかがですか?


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