みなさん、ひき肉はよく買いますか?
野菜と炒めたり、皮にくるんで蒸したり、お団子にしてスープに入れたり、バリエーション豊かに使えて便利。おまけに安い。買わない理由がないと言っても過言ではありません。
でも、そのひき肉、一体何を挽いたものか考えたことはありますか?
そりゃひき肉なんだから肉だろう、それは当たり前。ただ肉は肉でも、どんな状態の肉か。それが問題である。
肉は酸化し、古くなると表面の色が悪くなる。しかし、切った断面は鮮やかな赤。どんどん切って新しい表面積を増やせば、あら不思議!鮮度の良さそうな挽肉の出来上がり。そう、これが、市販のひき肉である。挽くコストがかかっているのに、ひき肉が安い所以だ。
このからくりを知ってから、私はひき肉を買えなくなってしまった。まぁガパオもハンバーグも、包丁で刻んだ肉を使った方が美味しいし、買わずに耐え忍ぼう。そう思って長らくひき肉は買わずに、都度ブロック肉や薄切り肉を自分で刻んで乗り越えてきたけれども、やはりそれだとひき肉の利便性の享受が受けられない。もちろん精肉店に行ってその場で挽いてもらえば鮮度抜群のひき肉が買えるけれども、それもなかなかに不便である。
そこで一念発起して買ったのが、ミンサー。実はその前段階として、フードプロセッサーで挽いてみてはいたのだけれど、塊のままだと刃が動かないし、刃の回転熱が生じることと、お肉がぐるぐる回されるせいで、ネチャっとした仕上がりになってしまうことに不満があった。そこで、あれこれと調べた結果、行き着いたのがミンサーである。
最初は、以前料理教室の先生が持っていた手動のミンサーがお手頃かつコンパクトでいいなと思っていた。でも、固定式でないのぐらぐらするし、固定するには分厚いテーブルがないとならない。加えて私は握力が大変弱いので、きっと200g挽くのに30分くらいかかるのではないかと思い、断念。あれこれと口コミを見て比較した結果、やはり買うなら電動一択となり、こちらを購入。
もちろん手動のものよりかさばるが、取り外し可能なパーツが多く、引き出しのスペースに収めることができた。また、ミンサーはひき肉を作るだけでなく、お味噌を作る時の茹で大豆を潰す際に非常に便利という口コミが決め手となった。
電動なので、スイッチを入れればものの10秒で200gのお肉が挽ける。茹で大豆も均等に滑らかに潰してくれる。またカットプレートが2種類あって、挽く太さを変えられるのも地味に嬉しい。私は毎月、北海道の養豚場から直接豚肉ブロックを2.5kg購入しているので、お肉が届いたタイミングで、挽肉にしたい分をまとめて挽いて、すぐに使わない分は小分けにして冷凍している。
倅はコロッケが大好きなので前から家でもよく作っていたが、挽きたての挽肉で作ると美味しさが桁違い。コロッケのためだけに買う価値すらある。ちなみにソーセージアダプタもついているので、アダプタに羊腸をセットすればそのままソーセージを作ることもできてしまう。
ちなみに挽肉を使ったレシピは、若山曜子さんのこちらの本がおすすめ。和風洋風いろいろな料理に展開できる肉味噌から、来客時にも使えるテリーヌまで幅広く網羅されている。

さぁ、あなたもひき肉革命、起こしてみませんか?


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